
バンコクのBTS サパンタクシン駅のすぐ近くに宿泊しました。安宿だったので自力で朝飯をなんとかしないといけません。ぶらぶらと歩きながらピンとくるお店を探していたら、ありました。お店の方が「カオマンガイ」と声をかけてきて、すぐにその場でGoogleマップの評価を確認したらなかなかいいではないですか。というわけで「カオマンガイ ゴールアイ」で朝飯を食べてみることにしました。とてもクセが強いお店です。
カオマンガイ ゴールアイの場所
まずはお店の場所を地図で確認してみましょう。
BTSのサパンタクシン駅からは徒歩9分くらいです。ジャルンクルン通りからSoi Charoen Krung 49という路地を入ったところです。すぐ近くにカオカームーの人気店、チャルンセン シーロムがあります。
店舗外観がこちら。

離れたところからだとここがお店だとはわかりにくいかもしれません。しかし、近づくとショーケースに鶏があるのに気がつくと思います。

これを見てここで食べることに決めました。
カオマンガイ ゴールアイのメニュー
店内に入ってメニュー表を見ようと思いましたが、テーブルにも壁面にもそれらしきものがありません。さて、どうしようかと思ったら、お店の方が「カオマンガイ?」と聞いてきたので、「カオマンガイ」と答えました。どうやらこれで注文完了だったようです。
店頭のショーケースを見た限りでは、蒸し鶏と揚げ鶏がありそうでしたが、どんなオーダーが通ったのかはわかりません。そして料金もこの時点ではわかりませんでした。
クセ強だけど激旨カオマンガイ
店内の様子がこちら。

テーブル席がいくつかあります。そしてカオマンガイ屋だけでなく、もうひとつぶっかけ飯屋も同じスペースにありました。何とも不思議な空間です。
まずはスープが出てきました。

これが結構大きなどんぶりだったのです。椎茸、ダイコンなどの具が入っています。この半分のサイズでもいいとは思ったのですが、優しい味ですごく美味しい。最終的に全部飲んじゃいました。
次にメインのカオマンガイが出てきます。

写真だとうまく伝わらないかもしれませんが、こちらもなかなかの量です。

ご飯の上に蒸し鶏、そしてその上にパクチーがのっています。きゅうりも添えられていました。
さて食べ始めようかと思ったら、お店のおじさんが筆者の目の前にずっと立っています。プレッシャーを感じつつ、ひと口食べてみると、これが激旨でした。筆者はカオマンガイを食べる時にはタレをかけないことが多いです。そのままの優しい味が好きなのです。しかし、おじさんは卓上にあるタレをかけて食べてみてとジェスチャーで伝えてきました。

この真ん中にあるやつです。試しにかけて食べてみると、これが無茶苦茶辛かった。見るからに唐辛子の赤さがありました。個人的にはタレなしの方が好きです。おじさんは筆者がタレをかけて食べたのを確認して満足したのか、バックヤードに引っ込みました。
すると、裏から大音量の音楽が聞こえてきました。あの「上を向いて歩こう」です。日本語の歌詞付きなのですが、何かがおかしい。そう、おじさんがカラオケで歌っていたのです。筆者が日本人だということでサービスしてくれたのでしょう。おじさんの歌をBGMに激旨カオマンガイを完食しました。
食後にお会計をしたところ、50バーツ(訪問時のレートで約230円)でした。安くて旨くてカラオケサービス付きのカオマンガイ屋でした。
カオマンガイ ゴールアイ
営業時間:6:00-14:00
定休日:土、日
住所:442/4 Soi Charoen Krung 49, Suriya Wong, Bang Rak, Bangkok 10500 タイ
→カオマンガイ ゴールアイ – Google マップ











